おはるちゃんお出かけ情報日記

お出かけした時のことを忘れないように記録していきます

おはるちゃんパパの野鳥図鑑#2 トビ

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トビ



 

 

こんにちは

今回も野鳥に関して記録をしていこうと思います。

テーマにもある通りトビなんですが、情報が少ないこと少ないこと。

人気がなく興味関心がないのですかね、簡単なことを少し書いて終わりっていうものがほとんどでした。

その為かける内容が少ないですが、悪しからず。

私個人としては好きな鳥なので、他にも情報が得られれば更新していこうと思います。

 

 

名前:トビ

 

全長雄が58cm、雌が68cm、翼開長150−160cm程

留鳥であり、山地、平地、海沿いなど様々なところに生息しています。

飛翔形はミサゴに似ており、羽色や大きさはカラフトワシ、ノスリなどに似ている。

外側初列風切基部に大きな白斑、翼下面は全体的に褐色。体色も褐色と白のまだら模様である。目の周りは黒褐色、虹彩は暗褐色。嘴や脚は黒色である。

帆翔時に翼前縁が翼角で曲がっている事が多い。日本で他のタカ類との大きな違いは、尾羽がバチ型となっている事。飛翔時に真っ直ぐとなる個体もいる。

鳴き声はピーヒョロロロロと鳴きます。

 

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トビとノスリ

 

主に上昇気流を利用して輪を描く様に滑空し、羽ばたく事は少ない。視力が非常に優れており、上空を飛翔しながら餌を探し、見つけると急降下して捕らえる。

上昇気流に多くの個体が一緒に飛ぶ事があるが、編隊飛行を行うことは少ない。

カラスと争う姿を見かける事が多いのは、食性が似ていることから競合関係にあるのではと考えられています。

郊外に住む個体の食性は、動物の死骸、カエル、トカゲ、ネズミ、蛇、魚等の小動物である。都市部になると生ゴミや、人の食べている物を奪っていくものもいる。

海沿いのものはカモメに混じって餌を奪い合う事もある。

樹上に営巣するが、稀に断崖の地上に営巣する事もある。

 

この様な食生活である事は、他のタカの様に生きている物を狩って食べる以外はしないというう訳でもなく、死骸や人の物を取ることから品のない鳥の様に扱われている。

また、警戒心が低く、個体数も多い事でよく見かけます。この事も身近な野鳥として物珍しさがなく、品位を下げている要因かもしれません。

 

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トビ2

 

以上の事でトビは人気がない様ですが、生き物の死骸を食べるというのは必要以上に争う事なく、安全に食べ物にありつけます。これは生きていく上で、とてもポテンシャルの高い事であり、それ故に個体数も減らさずに過ごす事が出来ています。

また死骸を食べる役割は、掃除屋として必要不可欠な存在です。

人の物を取る様になるのは、どの生き物でも同じですが人間が食べ物をあげてしまったり、生き物の生活圏に食べ残しを捨ててしまった事で味を覚える。という事が起因として挙げられます。なので、元々人間に積極的に近づく生き物ではなかったはずです。

人間の生活に遠い個体は決して食べ物を奪いに来たりはしません。

その様な個体が多いのは観光地です。

 

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トビ3

 

生き抜く為の手段が多いトビは、タカ類では品が低いとされていても生き物としての強さはナンバーワンなのではないでしょうか。

そりゃ1対1で争わせたら強くはないかもしれませんが、世の中を生きていくのに個々の戦闘力の高さは重要ではなく、環境への適応性だと思います。それはいろんな所で姿を見せてくれる事が証明してくれています。戦闘で強くないのは、むしろ争うことをしなくても良い道を歩んでいるが故かもしれません。強くないと言っても猛禽類なので、戦闘力の高い猛禽類と比較しての話なので、そんなに弱い訳ではありません。

 

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トビ4

 

見た目もバッチリカッコいいのに不遇な扱いのトビですが、生き抜く力は群を抜いて高いのです。皆さんも見直して頂けたでしょうか。

鳴き方も風情があって、とても素敵な鳥だと思います。

私は見かけると一生懸命写真を撮ります。かっこいいですからね。

 

 

それではまた