おはるちゃんお出かけ情報日記

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おはるちゃんパパの野鳥図鑑#8 カワセミ

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カワセミ


 

こんにちは。

本日も野鳥を紹介していこうと思います。

今回紹介する鳥は、カワセミです。野鳥ファンの中でもかなり人気のある鳥で、専門的に撮影を行っている方もいます。美しい姿に、愛くるしい姿、魚を捕獲するためにダイブするなど。魅力的なところが多くあります。私は遭遇した程度の写真しか撮れていませんが、写真と一緒にどうぞ。始まり始まり。

 

 

名前:カワセミ

 

 

全長16−20cm、留鳥(北海道では主に夏鳥

上面は角度や光条件で光沢のある緑-青色(構造色)嘴が長く、嘴峰長3−4cmある。その為体自体は雀程の大きさ。日本のカワセミ科の中で最小。雌は下嘴は赤色(巣立つ直後の幼鳥あの下嘴は黒色で足も黒色)

羽毛全体位として雌より雄の方が色鮮やかな傾向がある。

頭、頬、背中は青く、頭は鱗のような模様がある。喉と耳のあたりが白く、胸と腹と眼の前後は橙色、足は赤い。

チッチ、チーと鳴く。

 

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カワセミ

 

海岸や川、湖、池などの水辺に生息し、公園の池など都市部にも現れる。川ではヤマセミより下流に生息。水際の枝や護岸、杭などにとまって獲物を探す。水面近くを直線的に飛翔。

採餌する時は水辺の岩や枝から水中に飛び込んで魚類や水生昆虫をくちばしで捉える。エビやカエルも捕食する。時にはホバリングしてから飛び込む。

水中に入る時は目からゴーグル状のもの(瞬膜)を出し、水中でも的確に獲物をとらえることができる。水中に深く潜る時は高く飛び上がってから潜る個体もいる。捕獲後は再び石や枝に戻り咥え直し頭から飲み込む。消化できなかったものはベリットとして吐き出す。

気に入った足場(石、枝)を使うことが多く、周囲が糞で白くなっていることが多い。

 

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カワセミ

 

繁殖期には雄が雌へ獲物をプレゼントする。コアジサシと同様な求愛給餌が見られる。

番になると親鳥は垂直な土手に巣穴を作る。最初は土手に向かって突撃し、足場ができたところでくちばしと足を使って50−90cm程の横穴を掘る。穴の奥の膨らみに3−4個の卵を産む。

孵化した雛は親から給餌を受けながら成長、羽毛が生え揃うと巣立つ。狭い巣穴の中は雛の糞で汚れるが、雛に生えている羽毛は鞘を被っており、巣立ちの時まで羽毛が汚れないようになっている。

 

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カワセミ

 

非繁殖期は縄張り意識が強く1羽で行動する。水上を飛んだり餌場が見渡せる枝や石の上で休む姿が見られる。

 

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カワセミ

 

いかがだったでしょうか。こんな綺麗な鳥がいるんだなと思った方、実物はもっといいですよ。それに結構身近にいたりするのでぜひ探してみて下さい。

カメラマンがいるところには、現れるかもしれません。現れる場所を知っていて待っている可能性がありますからね。

美しい姿を綺麗に撮ることすら難しい、警戒心の高い鳥です。羽毛ばっちり解像している写真は本中々撮れません。

そして猛者になると飛び込むところを上手に撮られる方がいます。まさに達人。

美しく、難易度が高いとより燃えてくる人もいますよね。よくわかります、その気持ち。

そんな達人がいるほど、人を魅了する鳥です。私も、初めてみたときはとても感動しました。

皆さんも是非実物を探してみて下さい。

それではまた。