こんにちは
久しぶりに野鳥撮影にいって参りましたので、撮影結果の報告をさせて頂きます。
今回は牧野が池緑地に行ってきました。
何故牧野が池にしたかと言いますと、以前岩藤新池で出会ったおじさんが、ミサゴのダイブをみたいなら、そろそろ牧野が池で飛び込む時期なんじゃないかなと教えてくださった事で、ミサゴのダイブを初めて見ることが出来たからです。
これには私も大興奮。
次回はもっといい写真にしたいと思い、リベンジマッチとなりました。
到着したのは10時頃、まだミサゴが来ている様子はありません。
なので慌てず池の半分以上が見渡せるポイントまで移動してきました。
水鳥たちがたくさん集まり、優雅に泳いでいます。
ミサゴが現れるまで撮影タイムです。
ゆっくり泳いでいるのでこれはありがたいですね。この鳥たちをいい感じに撮れるようになりたいです。いつも同じようになってしまうので。
そうこうしていると、今度はセグロセキレイが水面スレスレで飛んでいるではありませんか。
飛翔している鳥の絶好の練習時間だと思い一生懸命撮影に挑みました。
これが難しい難しい。水面にピントが抜けたりぶれていたりと、中々いい写真にすることはできませんでした。飛翔している野鳥を綺麗に撮っている人たちは本当に凄いですね。
ユリカモメたちも飛翔をはじめ、これまた練習にと撮影しました。
この鳥は魚を獲るのが本当にうまく、飛びながら嘴を水中に入れたと思ったら魚を咥えているではありませんか。なんてスムーズ。
速攻で獲ってすぐに食べ切っていました。ミサゴの狩猟に比べて本当に早い。
ミサゴが上空で探しているのは一体何なんだと思わせるくらいすぐ捕まえて食べています。
でも狩猟の瞬間を見るならミサゴの方がダントツで見応えがあります。
そんなことを考えていると大本命のミサゴが現れました。時間は11時台。
今日もまずは旋回をしながら魚を探しているようです。
待てど待てど中々飛び込みません。飛び込もうとホバリングしてもやめてしまう。
これを繰り返し一時間。待ちくたびれた近くに居たおじさんは魚居ないのかなぁとつぶやいていました。
カメラマンたちはじっと待機している中、カラスが追いやろうとし始めました。
生き物同士なので仕方ないのですが、カラスよやめてくれと心の中で叫びまくっていました。追いやられても屈しずに旋回していました。現れて一時間半後、カラスに見つからないようにそっと遠くで飛び込みましたが失敗。カラスの存在を気にしすぎて慌てて飛び込んだような様子だったので、集中仕切れていなかったのでしょう。
仕方ないので次の飛び込みに期待をしつつ、もっと近くでと祈ります。
しかし、そんな祈りも虚しく撃沈。カラスに見つかり追っ払われてしまいました。
こんなに待ったのにと、悲しんでいると猛禽類の姿がまた現れました。
でもミサゴではない様子。よく見るとトビが現れたではありませんか。しかも魚を狙って旋回しています。トビの魚の狩はどんな感じだろうと期待しているとまたカラスが。
トビは上手に躱しながら魚を探しています。カラスが離れた隙に水面へ高度を一気に下げました。そして足だけを水につけ足で見事魚をキャッチ。
なんて上手な狩なんだと感心しました。派手さはないですが、すんなりと食料を確保していきました。さすが猛禽類です。
やっぱりトビもカッコイイではないかと改めて良さを再確認しました。
そこで少し思う。魚専門のミサゴはなぜ魚を獲れなかったのだろうか。
他の野鳥がすんなりと獲物を確保していく姿を見るとミサゴの立場がなくなってしまう。
そこで私は思う。きっと大物狙いだったに違いないと。
大物が中々現れなかったから飛び込まなかったのだと。最後は仕方なくだったのだと。
なんてことはさておき、きっとミサゴなりの理由があったに違いない。
ってなわけでこんな感じで撮影は終わりまして、一日楽しめましたとさ。
おしまい。