おはるちゃんお出かけ情報日記

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おはるちゃんパパ野鳥図鑑#13 エナガ

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エナガ


 

 

こんにちは。

今回ご紹介させていただく野鳥はエナガさんです。

エナガは写真家の小原玲先生のシマエナガちゃんにて知名度をあげた野鳥だと思います。

野鳥撮影を始める前に私も写真集にて知りました。

見た目も可愛く、ちょこまかと動く姿は魅了される人も多いと思われます。

そんな魅力満載の小鳥さんをどうぞ。

 

 

名前:エナガ

 

 

全長:13−14cm、翼開長は約16cm。体重は5.5~9.5g。スズメがおよそ24gあるので、尾羽を除くとかなり小さい。羽毛も柔らかく膨らんでいる為実際は小さい。

 

嘴は小さく黒い、湾曲もしている。首は短く丸い体である。雄雌同型同色で外観状の区別はできない。成長は瞼が黄色い。肩のあたりと尾下は淡い葡萄色、額から頭上、及び顔と体下面は白い。翼、尾は黒い。羽毛は薄褐色の初列風切りが10枚で屋外では黒く見える。次列風切りが6枚で重なると黒く見える。3列風切りが3枚で他の風切羽より褐色味が強く、尾羽は6枚で内側3枚は黒色、外側3枚は黒色に白色の模様が混じる。

幼鳥は成長になると黒くなる部分が淡い色で、眉班などは褐色味を帯びる。また頬は淡黄色で、瞼は赤く、背、下腹部の淡い葡萄色はない。

 

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エナガ

 

留鳥。関東地方、主に千葉県で眉班のない個体が見られている。亜種シマエナガと似ているが、顔は汚白色。

 

主に平地から山地にかけての林に生息するが、樹木の多い庭園、公園や街路樹などでも見ることができる。 冬季は山地上部にいた答えが越冬のための里山に降りてくることがある。

繁殖期は群の中2番で小さな縄張りを持つ。日繁殖期も小さな群れを作るがシジュウカラヤマガラ、ヒガラ、メジロコゲラ等の違う種の小鳥と混群することも多い。 エナガはその混群の先導を行う。 また、非繁殖期にはねぐらとなる木の枝に並列し、小さな体を寄せあって集団で眠る習性がある。町中の街路樹がねぐらとなることもあり、ねぐらとなった街路樹は夕方にはたくさんのエナガの鳴き声でざわざわと騒がしくなり机の下には糞がたくさん落とされることもある。 地鳴きで仲間を確認しながら、雑木林の中を動き回る。

 

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エナガ

 

木の枝先などで小さな昆虫類、クモ類、木の実など、草の種子を食べる。特にアブラムシを好み、葉先にいるアブラムシを低空飛行しながら捕食したり、枝にぶら下がって種子を食べたりすることもある。また、樹皮から滲み出る樹液をすうこともある。

 

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エナガ

 

3月ごろから繁殖期に入り、つがいとなって、樹木の枝や未来の股に、苔やクモの糸で丸くまとめた袋状の精巧な巣を作る。このため、巧婦鳥と呼ばれることもあった。

巣は円形ないし楕円形の袋状で側面上部に小さな丸い出入り口がある。 巣は樹幹の瘤のようにみえ、似たような巣を作る鳥は他にはいない。

 

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エナガ

 

4−6月に白色有班の卵を7−12個産み、主に雌が12−14日間抱卵する。4月には雛が見られることがある。産座には大量の羽毛が敷き詰められる。雛は孵化後、14−17日で巣立ち、巣立ち後にはいくつかの家族群が集まり、群れで行動する。つがい以外の繁殖に失敗した雄雌が育雛に参加することもある。雌だけでなく、雄が給餌する場合もある。また、シジュウカラの育雛に参加する例が確認されている。

 

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エナガ


 

 

昼に樹上、藪の中、地上、空中などで鳴く。鳴き声は通年同じで囀りはチーチー、ツリリ、ジュリリ。地鳴きはチュリリ、ジュリリ。猛禽類などに捕食されることがあり、これらの外敵を察知すると警戒発声を行う。

 

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エナガ


 いかがでしたか。可愛いだけでなく、器用で几帳面な一面も触れられたと思います。

この写真も近くの緑地公園にて撮影しているものなので、結構身近な存在だと思います。

高い位置の枝でよく動き回るので探しにくいところはありますが、見たら可愛さに魅了されるはず。小さいので、その魅力を確認するには双眼鏡などの使用をお勧めします。

それではまた。