こんにちは。
今回はとても身近な鳥としてヒヨドリを紹介していきたいと思います。
ヒヨドリは公園の木や街路樹にもよく現れ、大きな声で鳴いています。姿もそこそこ大きいため簡単に見つけることができます。ヒヨドリは頬が薄く暗い赤色をしている為、チークをつけているようで可愛らしい鳥です。ただ全体的に暗めな色の羽毛なので、派手な色の羽毛の鳥と比べると、地味に感じるかもしれません。
とても身近な鳥なので、鳥の撮影の練習をよくさせてもらいました。野鳥撮影を行っている人であれば、はじめの頃はよく撮影したのではないかなと思います。
そんな身近な鳥を紹介していきたいと思います。それでは始まり始まり。
名前:ヒヨドリ
全長27−28.5cm、留鳥、漂鳥(大隈諸島以南だが冬季は沖縄で観察される事あり)
頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く冠羽となっている。頭はぼさぼさなことが多い。翼は褐色で腹部に白斑がある。尾は長め。全体的に灰色の印象。耳羽から喉は暗赤褐色。胸から下面は褐色。
鳴き声はピー、キー、ヒーヨヒーヨと甲高く鳴く為、和名の由来説がある。
生息地は平地から山地、里山や公園などある程度樹木のある環境に多く生息し都市部でも見られる。主に樹上で活動するが地上に降りることもある。ツグミやムクドリより体を直立させてとまる。飛ぶときは数回羽ばたくと翼を畳んで滑空するパターンを繰り返して飛ぶため、飛翔軌道は波型となる。
日本では周年見られるが春及び秋は渡が各地で確認される。秋には国内の暖地へ移動する個体が多い。10−11月には渡が日本各地で観察される。房総半島南端、伊良湖岬、関門海峡等。
果実や花の蜜を食べる繁殖期には果実以外に昆虫も多く捕食する。日繁殖期の餌は夏日(センダン、イイギリ、柿、ヘクソカズラなど)椿などの花の蜜を好む。早春に陣取ってメジロ追い払うことあり。
5月から9月にかけ繁殖し期間が長いことについては、捕食されるなど繁殖の失敗による際繁殖が多いことが1つとして考えられる。木の枝上に外径12−20cmの体に比べると小型の巣を作る。高さ1から5メートルに営巣し、巣は碗型で、小枝、枯れつる、イネの茎、細根。市街地ではビニル紐などを使って作られる。産座には、松葉、シュロの繊維、笹の葉などが粗雑に敷かれる。1階の繁殖で3−5個の約2×3cmの卵を産む。淡いバラ色の赤褐色の斑がある。
主に雌のみによって12−14日間抱卵され、孵化した雛はメス、オスにより育てられる。
雛は10−11日で巣立つが、多くは巣立っても数日のうちはあまり飛べないため巣の近くにおりその後1−2ヶ月の間親鳥と共に行動する。
以上がヒヨドリについて調べた内容になります。皆さんいかがだったでしょうか?
私はヒヨドリの撮影を今でも行いますが、ヒヨドリは待っていると結構近くまで飛んできてくれることがあります。なので比較的撮影しやすい鳥なのではないかなと思います。
そんなヒヨドリも山地にいるものなのか、市街地にいるものかでは警戒心も違うため撮影の難易度も変わります。それがまた面白いところでもあります。
物珍しさのある鳥ではありませんが、よく見ると可愛いところもありますので皆さんもぜひ観察してみて下さい。私の印象は騒がしい鳥だなぁって思います。
それではまた。