こんにちは。
今回も野鳥の紹介を行っていこうと思います。
今回ご紹介するのは、セグロセキレイです。この鳥はハクセキレイととても似ています。
どちらとも身近な鳥なので、よくみないとわからないかもしれません。
しかし、セグロセキレイの方が黒い面積が多く、黒も濃い色なのでわかってみているとすぐにわかります。詳しくは後ほど。
それでは紹介していきます。どうぞ。
名前:セグロセキレイ
全長18−21cm、翼開長約30cm、体重26−35g。ハクセキレイと同程度。
頭から肩、背にかけて濃い黒色で、腹部が白色、胸部は黒色。ハクセキレイと似ている。
耳羽は 黒色でハクセキレイとの識別ポイントとなる。 雄の上面は黒色。
幼鳥は頭が淡い黒頭巾状でハクセキレイ幼鳥より濃い灰色。
ハクセキレイや、 キセキレイと同様に尾羽を上下に振る姿が特徴的である。 オスメスほぼ同色だが、メスは背中がオスに比べると灰色味ががかっている。
飛翔時に鳴き、地鳴きはセグロセキレイがジュジュッジュジュッ、ハクセキレイがチュチュっチュチュっと鳴くため識別のポイントとなる。
日本では普通に見られ留鳥または漂鳥。積雪地でも越冬する場合が多い。日本の固有種として扱われることが多いが、ロシア沿岸地方沿岸部、朝鮮半島、台湾、中国北部沿岸部など日本周辺地域での観察記録もあり、まれに繁殖の記録もある。韓国では 西海岸地域を除く河川で留鳥(局地的)に生息しているとの報告もある。
主に水辺に住むが、水辺が近くにある場所ならば畑や市街地などでも観察される。好む地形はハクセキレイに近いが、比較的河川の中流域などを好む傾向がある。瀬戸内海の大きな河川の少ない地域では、海岸沿いの堤防、波消ブロック上、干潟、砂浜で見られることも多い。
ハクセキレイやキセキレイとは概ね角分けている。ただし最近では主にハクセキレイの分布拡大により生息地が重なるようになっている。
一年を通し、単独または 番で縄張りを分散する。縄張り意識がとても強く、同種のほかハクセキレイ、キセキレイと生活圏が競合する場合には追いかけ回して縄張り争いをする様子がよく観察される。なお、他のセキレイと競合した場合にセグロセキレイが強い傾向がある。
食性は雑食で、彩色方法などもハクセキレイにいるが、本書は水辺の環境に依存しており、畑など乾いた場所での彩色コードはあまり見られない。夜は近隣の森などに塒をとる。
繁殖形態は卵生。通常は年1回繁殖するが、年2回繁殖することもある。川岸の植物や岩の下、崖地の影などに枯れ草などを用いて椀上の子を作り、3−7月に4−6個の卵を産む。抱卵期間は11−13日で、主に雌が抱卵する。雛は14日ほどで巣立つ。
どうでしたか。
飛翔していると、白い羽もみられるので、コントラストの強いことがわかりますね。
人に慣れているのか、そこそこ近いところまで寄ってきたりします。これはハクセキレイも同じですね。
なので、見つけたらじっくり観察することができます。
身近なところにいますので、皆さんもぜひ探してみて下さい。
それではまた。